ジョーダン・ヘンダーソンやチアゴ・アルカンタラに代わる後継者を探すリバプールは、その最右翼として、ボルシア・ドルトムントに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガムに狙いを定めている。
マンチェスター・シティやレアル・マドリードからも関心が報じられており、移籍金も高額になると予想され、この夏に行われる争奪戦は激しくなる見込みだ。ドルトムントも契約更新を諦めておらず、三つ巴ならぬ四つ巴の戦いが幕を開ける。
今夏で最も注目を集める獲得レースだが、様々な情報が飛び交っており、その真意が掴みにくい。そんな中、ジュード・ベリンガムの父親であり、代理人も務めるマーク・ベリンガム氏がレアル・マドリードと何度か話し合いの場を設けたと、独『BILD』クリスチャン・フォーク記者が明かした。
「ジュード・ベリンガムの父親はレアル・マドリードと話をしていて、スペインのチームと会っている。」
「報道されているようにロンドンだけでなく、その前の週にもスペインの首都で実施された。しかし、重要なことはジュード自身はまだ決断しておらず、ドルトムントとの話し合いもまだ行われていないこと。」
「リバプールはまだ候補に挙がっているが、レアル・・マドリードは本気で、レッズがすぐに良いオファーを出す準備ができていない場合、後者にとってますます困難な状況になることには注意した方がいいだろう。」
「ユルゲン・クロップは、資金の勝負では、争奪戦に勝ち目がないと認めている。とはいえ、ベリンガムはお金だけにモチベートされているわけではありません。」
CaughtOffside
スペイン王者に関して言えば、移籍金が高すぎるため脱落したという情報もあれば、莫大になる移籍金の準備を進めているとも報じられている。リバプールが同選手ご執心なのは周知に事実で、マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督もイングランド代表MF獲得を強く希望している。
まだ決断は下しておらず、19歳ミッドフィルダーの未来はどちらにも転ぶ可能性がある。はたして、ジュード・ベリンガムはどのクラブに移籍するのか、もしくはドイツに留まる選択をするのだろうか…?