2024年6月までチェルシーと契約を結ぶイングランド代表MFメイソン・マウントは、契約更新に向けた話し合いが平行線を辿っており、リバプールやニューカッスルらプレミアリーグのクラブが同選手の動向に注目している。
このまま新契約が締結されずに、今年の夏まで突入した場合には、チェルシーが現金化を狙って売却しても不思議はない。大量に選手を買い込んでおり、この夏にも大型補強を繰り返す可能性が高いだけに、給与面だけでなく、出場機会を危惧しているのかもしれない。
その真意は掴みきれないものの、現役時代にはチェルシーやアーセナルで活躍し、フランス代表として84試合に出場した経験を持つDFウィリアム・ギャラスは、関心が噂されるリバプールでは活躍するのは難しく、ロンドンに残留することを強く勧めている。
「彼はチェルシーの少年で、アカデミー出身だ。」
「もちろん、すべての情報を知っているわけではないし、もしかしたら彼は去りたいと言っているかもしれない。でも、もし彼が残りたがっているのなら、逆上するようなことはしないでほしい。」
「彼はリバプールにフィットする選手ではないと思う。フランク・ランパードが監督だったころは、ほとんどプレーメーカーみたいなものだった。」
「リバプールでは全く違う。チェルシーと同じようなインパクトはないだろう。彼はまだチェルシーでその影響を持つことが可能なんだ。」
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ネックになっている課題が分からない以上は、どのような決着になるかはチェルシーと張本人との話し合いの進捗を見守るしかない。
前線のあらゆるポジションでプレーでき、プレスも怠らないタイプのミッドフィルダーだけに、元チェルシーDFとは違い、個人的にはアンフィールドでも十分に活躍できる能力を持ち合わせていると感じる。
アカデミー育ちのメイソン・マウントはどのような未来を歩むのだろうか…?