ミッドフィルダー陣の刷新に加えて、センターバック陣の再構築が優先事項のリバプール。パフォーマンスが落ちてきたジョエル・マティプには退団の噂が飛び交っており、第5CBナサニエル・フィリップスも放出が濃厚で、今夏にも新たなセンターバック獲得に動くと見られる。
大人気銘柄、クロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルにも関心を持っているとされるが、ジュード・ベリンガムらミッドフィルダーにお金をかけたいリバプールにとって、RBライプツィヒに支払える資金は限られる。
昨季はヨーロッパリーグを制覇し、今夏にはフリートランスファーで獲得可能なアイントラハト・フランクフルトDFエヴァン・エンディカの名前が急浮上。数多くのメガクラブとともに、リバプールも関心を示すクラブのひとつに挙げられている。
しかし、リバプールが同選手の獲得に動く可能性は低そうだ。『Goal』ニール・ジョーンズ記者によれば、個人的には理想的なプレーヤーであると発言したうえで、クラブ関係者はあまり関心を抱いていないと証言している。
「残念ながら、この選手について交わした会話は、なんというか… 確固たるノーとは言わないが、はっきりとしたノーだった。」
「つまり、彼はこの夏にはどこかに移籍しそうなのは明らか。そして、多くのクラブが関している。」
「そのとき、” いい” と思ったんだ。ブンデスリーガ出身の若手で、ヨーロッパリーグを戦い、チャンピオンズリーグを戦い、21歳以下のフランス代表で、体格もいい。フリートランスファーだし、とても理にかなっているね。」
「しかし、私がクラブの関係者に話を聞いたところ、それについては冷水を浴びせられたと言わざるを得ない。」
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潤沢な資金を持っていないこともあり、まずはミッドフィルダーの再構築を完璧にしなければならない。そのため、マティプが移籍志願をしない限りは、現有戦力で来シーズンも臨み、2024年の夏に獲得に乗り出す可能性もある。
はたして、リバプールはこの夏に新たなセンターバック獲得に動き出し、最終ラインの強化に取り組むことはあるのだろうか…?