ジョーダン・ヘンダーソンやチアゴ・アルカンタラ、ファビーニョと中盤の主力が年齢を重ねており、さらにはナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレン、ジェームズ・ミルナーらには退団の可能性が燻っている。
ミッドフィルダー陣の世代交代ならびに入れ替えが急務のリバプールは、ジュード・ベリンガム(ドルトムント)やマテウス・ヌネス(ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ)、メイソン・マウント(チェルシー)らの動向を追っており、今夏の移籍市場で最低でも即戦力を2枚は獲得したいところ。
海外メディア『Football Insider』は、プレミアリーグで降格圏に沈むサウサンプトンに所属するMFジェームズ・ウォード=プラウズに関心を寄せるクラブのひとつとしてリバプールを挙げ、シーズン中の活躍を確認するためにスカウトを送っていると報じた。
他にも、国内リーグでタイトルを争うマンチェスター・ユナイテッドやニューカッスル・ユナイテッドらも興味を抱いている。元イングランド代表MFはサウサンプトンがチャンピオンシップに降格した場合、同クラブの退団が見込まれている。
中盤で戦えるタイプのミッドフィルダーであり、攻守の切り替えも早い。長短のパスにも優れており、プレミアリーグ経験も長い。キャプテンを務めており、リーダーシップを兼ね備え、28歳と年齢がネックにはなるものの、シーズンを通して計算できる中盤の一人になり得る。
競合クラブと資金力では戦えないリバプールだけに、賢い補強プランを練らなければならない。そういう意味合いでは、降格したクラブからの補強は適切であり、過去にもアンディ・ロバートソンやシェルダン・シャキリらにも成功体験がある。
はたして、リバプールはプレミアリーグでも屈指の “フリーキックの名手” に対して、本格的に動き出すのだろうか…?