2023年6月に満了を迎える契約を更新せずに、リバプールを退団する見込みの元イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレン。フォワード陣に負傷者が続出した時期を除き出場機会は与えられておらず、今季は12試合の出場に留まり、その半分は途中からの出番になっている。
29歳ミッドフィルダーはアーセナルから移籍した初年度こそ、マンチェスター・シティ相手に強烈なミドルシュートを沈めるなど輝きを放ったものの、その後は度重なる怪我により、徐々にレギュラーの座から遠のいていった。
英『Daily Mail』によれば、今シーズン限りでチームを離れることが濃厚な同選手に対して、プレミアリーグでチャンピオンズリーグ出場権を争うニューカッスル・ユナイテッドも関心を寄せているようだ。
この夏にはフリートランスファーで自由に移籍先を選べる元イングランド代表MFには、アストン・ヴィラやブライトンらも関心を示しており、イタリア方面からも興味が届いていることもあり、新天地選びは難航するかもしれない。
もしもニューカッスルが来季のCL出場を決めた場合には、現有戦力のアップをしなければならず、大舞台でも経験豊富な元アーセナルMFは理想的な補強になり得る。さらに、ミッドフィルダーとしてだけでなく、ウィングでもプレーできるため、戦力として計算しやすい。
懸念事項は負傷の多さ。シーズンを通じて、コンディションさえ整えられれば、まだまだプレミアリーグの舞台でも活躍できるだけの能力を有しており、様々な大会で上位に進出したいクラブにとっては手に入れたい選手だ。
はたして、アレックス・オックスレイド=チェンバレンは来シーズン、どのクラブでプレーしているのだろうか…?