今年の夏には大型補強を予定しているリバプールだが、期待外れに終わったミッドフィルダー陣がチームを退団する見込みだ。ギニア代表MFナビ・ケイタや元イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンは契約更新の話が滞り、去就が注目を集めていた。
ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、両選手とも今季限りでアンフィールドを離れることが確定しており、退団の決断は昨年11月の時点で下されていたようだ。そして、元RBライプツィヒMFは複数のオファーを検討中とのこと。
Naby Keita will leave Liverpool on a free transfer. No changes on the plan for him and Oxlade-Chamberlain, decisions are made since November — and same will happen for Arthur Melo’s loan. 🔴 #LFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) April 4, 2023
Keita, considering many options to try a new challenge soon. pic.twitter.com/ZI3Pbv1zTM
ギニア代表MFと元イングランド代表MFはともに、度重なる怪我によってコンディション調整に苦しんだ結果、レギュラーを掴みきれずに、ほとんどの試合でベンチを温めている。加入前の期待値には遠く及ばずに、高額な移籍金で加入したケイタには無駄遣いだったとの声も。
また、今シーズン開幕時にパニックバイとなった元ブラジル代表MFアルトゥールもローン期間sが終了したタイミングでユベントスに戻る予定。トップチームではほぼピッチに立つことなく、在籍していたことすら忘れそうになるレベルだが、給与も決して安くはなく無駄遣いとなってしまった。
いずれにしても、今シーズンの不調から抜け出すためにも、戦術的にも立て直す必要があるものの、戦力強化は避けられない。大本命と言われるイングランド代表MFジュード・ベリンガムをはじめ、理想的な補強を現実にできるだろうか…?