コロンビア代表FWルイス・ディアスやウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス、オランダ代表FWコーディ・ガクポと、過去3回の移籍市場で毎回フォワードを獲得してきたリバプール。昨夏にはセネガル代表FWサディオ・マネ、今夏には元ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノが退団するものの、十分な枚数が揃っている。
ハーヴェイ・エリオットやファビオ・カルヴァーリョもウィンガーとして起用できるため、これ以上の補強は不必要に思える中、リバプール含むプレミアリーグ7つのクラブがブラジル代表FWヴィトール・ロッキの代理人と接触を図ったと、ブラジル紙『Globo』が報じた。
バルセロナも強い関心を寄せ、クラブに招待された模様。スペインの強豪クラブを訪れる前に、イングランドに立ち寄った同選手と代理人は、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドらと話し合いを実施したようだ。
今回の接触がそのまま正式なオファーに繋がるか未定だが、バルセロナとプレミアリーグの “2” クラブはオファーを提示することを約束したとも伝えている。ただし、所属するアトレチコ・パラナエンセは3700万ポンド(約51.8億円)以下の移籍金に応じることはないとも。
同クラブでは、これまで42試合11ゴール3アシストと才能の片鱗を見せ始めており、2023年3月にはブラジル代表デビューを飾った。ブラジルU-20代表でも11試合6ゴールと高い決定率を誇っており、結果的にヨーロッパ中からの興味を引くことに繋がった。
はたして、ブラジル未来の大器は、次なるステップアップ先としてスペインとイングランドのどちらを選択するのだろうか…?