ロベルト・フィルミーノの今シーズン限りでの退団が決定。ナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレンらも契約満了に伴い退団がほぼ確定しており、同じく契約が2023年6月までとなっているジェームズ・ミルナーの去就に注目が集まっている。
シーズン終了後まで決断を延期している同ミッドフィルダーだが、選手側は1年間の延長を希望しているようだ。しかし、リバプールは少し違う意見をもっており、次の世代に進むためにも長年の功労者との決別を選ぶ時期だと考えていると、ベン・ジェイコブズ氏(CBSレポーター)が主張している。
「ミルナーの視点からすると、彼はリバプールでの延長を望んでいるが、リバプールの側からすると、今季がアンフィールドでの最後のシーズンである印象を常に持っているようだ。」
「チームプレーヤーとして、またドレッシングルームでの影響力として彼を評価していないわけではなく、ただプレーヤーにとってもクラブにとっても別れるべき時があり、それがリバプールの見解。」
「もし、残りの数試合で、チャンピオンズリーグを目指す上で、リーダーシップや影響力の面で、チームを引き上げられれば、クラブ側の考えを変えられるだろう。しかし、基本的には、ミルナーは何も変わっていない。彼はもう1年やりたいと願っている。」
GIVEMESPORT
2015年の夏にフリートランスファーでアンフィールドにやってきた37歳ミッドフィルダーは、中盤でのプレー以外にも、左右のサイドバックでも数多くの試合に出場。淡々と求められたプレーをこなす姿勢はまさにプロフェッショナルで、ピッチ内外で選手たちのお手本となっている。
20歳前後の若きMFが台頭しているものの、中堅ミッドフィルダー陣がいなくなる。単純に枚数を考えても、あと1年くらいはベテランの力が必要になりそうだが、ミルナーは来季もアンフィールドでプレーしているのだろうか…?