中盤の強化が喫緊の課題のリバプールは、ヨーロッパで評価を高めている数多くのミッドフィルダーに関心を抱いている。ジュード・ベリンガム(ドルトムント)をメインターゲットに、様々な選手の名前が毎日のようにメディアを賑わせている。
最近はアーセナルからも関心が寄せられているアイントラハト・フランクフルトに所属するデンマーク代表MFイェスパー・リンドストロムが頻繁に紙面に登場しており、リバプールが獲得に動き出すか注目が集まる。
独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者もリバプールやアーセナルからの関心を肯定している。そして、移籍金は現実的には3500万ユーロ(約45.5億円)〜4000万ユーロ(約52億円)だと想定しているようだ。
❗️X News #Lindström: Liverpool highly interested! Next to Arsenal. Understand both clubs were already in contact with Frankfurt about a transfer in summer. #SGE bosses open to let him go. Price expectation: €50m. Realistic: €35-40m. Poker has started. #LFC #AFC @SkySportDE 🇩🇰 pic.twitter.com/Qwh2LSfxxu
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) April 2, 2023
プレミアリーグの強豪クラブ同士が争奪戦を繰り広げる23歳ミッドフィルダーだが、リバプールのファンであることを明かし、アンフィールドでのプレーにも前向きなコメントを残している。
「僕はずっとリバプールのファンだと言ってきたので、いつかはリバプールでプレーするのもクールかもね。」
「ミュラーは世界でも有数のビッグクラブでプレーしているし、そこで長い間プレーしているのだから、僕にとってミュラーと比較されるのは大きなことだ。」
「でも、僕は自分らしくありたいし、ミュラー・ライトと呼ばれたくはないんだ。」
Tribal Football
同じ攻撃的ミッドフィルダーとしては、チェルシーと契約延長交渉が難航しているイングランド代表MFメイソン・マウントが優先順位は高い。しかし、同クラブの要求額は7000万ポンド(約98億円)とも言われ、今夏には契約期間が残り1年を切る選手には大金と言わざるを得ない。
グレアム・ポッター監督が解任され、新監督が就任予定のチェルシーにおいて、立場が変わる可能性もある。新監督が強く契約更新を望めば、ロンドンに残る可能性も十分あり得るため、代替ターゲットとしてデンマーク代表MFが繰り上がるかもしれない。
はたして、リンドストロムはプレミアリーグ初挑戦となるのだろうか…?