ジョーダン・ヘンダーソンやジェームズ・ミルナーらが30歳中盤に差し掛かり、毎試合のようにエネルギッシュなプレッシングができなくなっている。ナビ・ケイタらも今季限りで退団見込みで、リバプールはミッドフィルダー陣の大幅な手直しを実施しなければならない。
メイソン・マウント(チェルシー)ら様々なミッドフィルダーの名前がメディアで報じられる中、最優先ターゲットとして、ボルシア・ドルトムントに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガムの動向を追い続けている。
海外メディア『Caughtoffside』によれば、ベリンガム争奪戦に動きが見られたようで、リバプールがドルトムントに対して正式なオファーを提示した。その金額は8400万ポンド(約117億円)と伝えられている。
レアル・マドリードやマンチェスター・シティに加えて、最近ではチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドらも獲得を狙うと言われるイングランドの逸材だが、1億ポンド(約140億円)が必要と報じるメディアもあり、今回のオファーが真実だったとしても、拒否される可能性は高そうだ。
ただし、支払い方法や追加支払いオプションなど移籍金以外では交渉の余地はあり、今シーズン限りでチームを離れるジュリアン・ウォードSD(スポーツ・ディレクター)のリバプールでの最後の大仕事になる。
来季のチャンピオンズリーグ出場権の確保が遠のいているリバプールだが、次世代チームの大黒柱になり得るイングランド代表ミッドフィルダーを獲得できるだろうか…?