ジョーダン・ヘンダーソンが年齢から毎試合のように鬼プレスをかけられなくなり、ジェームズ・ミルナーも90分の出場が難しくなり、中盤でのゲーゲンプレスが鳴りを潜めているリバプール。ナビ・ケイタら中堅選手も契約更新せずにチームを退団する予定で、新たなミッドフィルダー獲得は最優先事項となっている。
マテウス・ヌネス、メイソン・マウントらがターゲットとして頻繁に報じられる中、プレミアリーグで降格圏内に沈んでいるサウサンプトンから補強を画策しているようだ。
ジャック・タルボット氏(英国人ジャーナリスト)によれば、今シーズン開幕前にマンチェスター・シティからイングランド南部に移籍したベルギー代表MFロメオ・ラビアに対して、リバプールが関心を寄せている。
「リバプールがサウサンプトンのラビアに好意的 “というツイートをしたが、これは本当だ。それは正しいところから来ている。リクルート部門の近くにいる人からの情報で、彼をリストに載せているそうだ。リストというのは、いつも言っているように、かなり広範囲に及ぶものだが、リバプールのリストは、大改革が行われるため、他のそれよりも長くなっている。事実として言えるのは、リバプールがこの選手に興味を持っているということだ。」
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ハーヴェイ・エリオットやステファン・バイチェティッチら10代のミッドフィルダー陣らが台頭し、ファビーニョも後半戦から復調の兆し。しかし、内部の人材だけでは大幅な刷新は難しく、クロップ政権の全盛期に比べると運動量は落ちており、ヨーロッパでもトップランクの選手を補強しなければならない。
ブリュッセル出身のサウサンプトンMFは、シーズン初めからレギュラーポジションを掴み、途中ハムストリングを痛めて離脱していたが、今季はここまで24試合に出場を果たしている。2023年3月にはベルギー代表にも招集されており、順調にステップアップを遂げている。
ボール扱いや強靭なフィジカルを有する若きミッドフィルダーだけに、チームが降格となれば、複数クラブが興味を示すことは間違いない。あくまで候補のひとりのようだが、アンフィールドでプレーする未来はやってくるのだろうか…?