チェルシーの監督を解任されたグレアム・ポッター氏のもとで、チームとして成熟度を増し、今シーズンは得点力不足から脱却を果たして、いまやプレミアリーグで来季のCL出場権も狙える位置に付けるブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC。
ロベルト・デ・ゼルビ新監督の指揮に変わってからも、展開するサッカーは進化を止めない。日本代表FW三笘薫やエクアドル代表MFモイセス・カイセド、アイルランド代表FWエヴァン・ファーガソンらビッグクラブが狙う若く優秀な選手が集うクラブにおいて、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターの存在も忘れられない。
カタールW杯でも同国代表として優勝に貢献した元アルヘンティノス・ジュニアーズMFは、小柄ながらも卓越したテクニックやポジショニングでチームの屋台骨を支え、攻守両面で強さを発揮している。
リバプールやマンチェスター・ユナイテッド、チェルシーからの関心も届く中、同選手の父親であり、代理人も務めるカルロス・マック・アリスター氏が息子の移籍について興味深い発言を行い、今年7月にも移籍する可能性を仄めかしている。
「次の移籍市場では、他のチームでのプレーを模索することになると思う。」
「どこのチームかはわからない。まだ大枠の話を始めたばかりだが、アレクシスが次の7月に他のチームでプレーする可能性は高い。」
Bolavip
ミッドフィルダー陣の再構築が至上命題であるリバプール。先日には高額すぎる移籍金から、イングランド代表MFジュード・ベリンガム争奪戦から撤退。メイソン・マウント(チェルシー)やマテウス・ヌネス(ウルブス)らが新たなトップターゲットとして報じられている。
ブライトンでの出場数は100試合を超え、イングランドでのプレー経験は豊富。チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグなどクラブレベルで、強豪クラブが集まるトーナメントでプレーしたことこそないが、代表では大舞台のピッチで結果を残している。
はたして、アルゼンチン代表MFは今シーズン限りでイングランド南部から離れ、別のクラブでプレーすることになるのだろうか…?