ブライトンで活躍し、カタールW杯でもアルゼンチン代表の優勝に大きく貢献した24歳MFアレクシス・マック・アリスターの去就が慌ただしくなっている。2025年まで同クラブと契約を結ぶミッドフィルダーだが、今夏限りでブライトンを去る可能性がしきりに報じられている。
ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、ブライトンを退団することは確定しているようで、リバプールとマンチェスター・ユナイテッドが近く選手側と話し合いの機会を設けると伝えた。
Understand Alexis Mac Allister and his camp consider summer move as 100% guaranteed. The expectation is for an early transfer. 🔵🇦🇷
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) April 17, 2023
Alexis will give his best for Brighton until June.
🔴 Liverpool and Man United will discuss with player side soon.
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イングランド南部では試合数が “100” を超え、アルゼンチン代表としても16試合でピッチに立っている。充実した数年間を過ごす同ミッドフィルダーは、イングランドや大舞台での経験を積んで、満を持してビッククラブにステップアップを果たす。
的確なポジショニングや正確なパスワークに加えて、献身性も兼ね備えており、リバプールにおいても即戦力として迎え入れられること間違いなし。ジョーダン・ヘンダーソンよりも、チアゴ・アルカンタラとポジションを争うことが予想され、中長期目線でも貴重な戦力になり得る。
ただし、最近の活躍により、マンチェスター・ユナイテッドに限らず、ヨーロッパのメガクラブが関心を寄せており、ジュード・ベリンガムやデクラン・ライスらと並んで今夏の人気銘柄となっている。
中盤を再構築するためにも確保したい選手だが、リバプールは争奪戦を制して、今後5年以上にわたりアンフィールドで主力を張れる選手を獲得できるのだろうか…?