最優先であったイングランド代表MFジュード・ベリンガムが高額すぎるため、リバプールは早々に争奪戦から手を引いた。今夏の移籍市場での中盤の再構築は避けられない課題であり、来シーズンにはふたたびタイトル争いに加わるためにも、最低でも即戦力級を2選手加えたい。
チェルシーMFメイソン・マウントやブライトンMFモイセス・カイセド、ウルブスMFマテウス・ヌネスらが獲得候補に挙げられる中、アレクシス・マック・アリスターにも関心を寄せており、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドらと獲得を争っていると、ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)が伝えた。
「私が聞いたところでは、3つのクラブが彼の獲得に興味を持っている。1つはチェルシーで間違いない。彼らはミッドフィルダーを探していて、多くの選択肢を探っている。」
「しかし、彼らだけでなく、リバプールもいるので、レースはまだ決まったわけではない。リバプールもアレクシス・マック・アリスターに興味を持っている。」
「情報収集のために、モイセス・カイセドにも注目しているが、彼らはマック・アリスターにも興味を示している。リバプール側から契約の諸条件を理解するために接触がある、と聞いている。つまり、チェルシーとリバプールが関心を示しているが、マンチェスター・ユナイテッドも興味を持っている。」
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中盤の様々なポジションでプレー可能なアルゼンチン代表MFは、インサイドハーフでもアンカーとしても起用できるため、ユルゲン・クロップ監督にとっても計算できる戦力でありつつも、退団予定のナビ・ケイタらのアップグレード版になり得る。
はたして、リバプールは希望するタイプの選手を獲得することはできるのだろうか…?