ジョーダン・ヘンダーソンやチアゴ・アルカンタラ、ファビーニョら功労者の後釜探しに奔走するリバプール。候補者リストで最上位に名前があったイングランド代表MFジュード・ベリンガム争奪戦から手を引き、他のターゲットに視線を向けている。
かねてから強い関心が噂され続けたチェルシーMFメイソン・マウントがトップターゲットに躍り出ており、所属クラブとの交渉次第では、今夏の移籍市場でリバプール加入もあり得る。一方で、最近頻繁に名前が報じられているのが、バイエルン・ミュンヘンMFライアン・フラーフェンベルフだ。
アヤックス在籍時代にもリバプールが関心を寄せた若きミッドフィルダーだが、ドイツではプレー時間が限られており、順風満帆な日々を送っているとは言い難い。苦境に立たされている同選手だが、バイエルンが交渉に応じることはないと、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)が断言した。
Ryan Gravenberch wants to play more, this is why Liverpool approached his agent. But Bayern have no intention to negotiate. 🚨🔴
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) April 18, 2023
Bayern position is very clear: they want to keep Gravenberch, feeling shared by the board and Tuchel.
Mason Mount remains priority target for #LFC. pic.twitter.com/PVSvoboM2b
まだ20歳と若く、高いポテンシャルを見せ付けている。冷遇されていたユリアン・ナーゲルスマン前監督がチームを去り、トーマス・トゥヘル新監督が就任。シーズン後半戦に突入しているが、チーム内での立場が変わる可能性もある。
ジュード・ベリンガムのように大柄なミッドフィルダーであり、ピッチ全体をカバーできるバランス感覚に優れた選手。レギュラーを掴み取れるかは未知数だが、アンフィールドでも貴重な戦力になることは間違いない。
今夏での移籍はなさそうだが、将来的にオランダ代表MFがリバプールに加入することはあるのだろうか…?