リバプールとの契約を更新せずに、今シーズン限りでの退団を発表している元ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ。アンフィールドでの活躍ぶりは言わずもがな。新たなセンターフォワード像を確立した。
今夏にフリートランスファーとなる同フォワードには、数々のクラブが関心を寄せている。インテル・ミラノやASローマなどイタリア勢やアトレティコ・マドリードなどヨーロッパ組に加えて、中東やアメリカのクラブも動向に注目している。
そんな状況に動きがあったと、トルコ紙『Sportcell』が報じた。同紙によれば、ガラタサライが交渉において前進しており、リバプールFWはすでに移籍に合意しているようで、個人契約締結に向けた詳細を詰める予定と伝えている。
昨夏にはセネガル代表FWサディオ・マネを売却したが、ウルグアイ代表FWルイス・ディアスやオランダ代表FWコーディ・ガクポを獲得。前線の選手を補強したことにより、今シーズンのプレー時間は減っているが、得点力は以前にも増して高まっている。
ユルゲン・クロップ監督も残留を望んだものの、新たなチャレンジを求めた元ホッフェンハイムFW。今年中には32歳を迎えるが、まだまだ衰える年齢ではない。もともとフィジカルに頼っている選手ではないため、選手としての寿命も長そう。
今回の報道の真意は誰にも分からないが、どのクラブに行くにせよ、新天地での活躍を期待してやまない…