地元リバプールに生まれて、アカデミーからトップチームまで上り詰めたイングランドU-21代表MFカーティス・ジョーンズ。昇格後は負傷も多く、伸び止んでいたが、直近3試合で先発出場を果たし、リーズ・ユナイテッド戦では前線からのプレスにも絡み、ディオゴ・ジョッタのゴールもアシストし、久しぶりに目立った活躍を見せた。
ハーヴェイ・エリオットやステファン・バイチェティッチもミッドフィルダーとして成長しており、ポジション争いは熾烈を極める。今夏には新たなミッドフィルダーが数名加わることが予想されており、競争はさらに厳しくなるだろう。
今年1月には22歳になり、若手選手から脱却し、計算できる選手に変わらなければならない岐路に立たされている同ミッドフィルダーだが、3試合連続のスタメン出場で調子を上げる中、目先の試合を大切にしなければならないと気を引き締めている。
「僕はただ試合が好きで、チームの中にいて、チャンスを得ることが好きなんだ。3戦連続で先発出場しているから、自信はあるけど、まだまだ先は長い。1試合1試合を大切にしたいし、ハッピーだよ。」
LFC公式サイト
チェルシー戦やアーセナル戦ではそこまで目立っていたとは言い難いものの、エランド・ロードでの試合はホームチームの不調も相まってハマった印象が強い。評価に値するパフォーマンスで、次節ノッティンガム・フォレスト戦も先発の座を勝ち取ることが見込まれる。
退団濃厚なナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド＝チェンバレンらがベンチに追いやられており、チアゴ・アルカンタラも復帰したばかり。コンディションが整うまではポジションを維持できるはずで、その期間に継続的に結果を残したい。
アンフィールドで残された期間は短いが、トップチームでも欠かせない選手に成長し、ここからキャリアを輝かしいものに変えることができるだろうか…？