8年間のアンフィールドでの生活に終止符を打つ元ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ。リバプールでは新たなセンターフォワード像を構築し、世界のサッカーを見渡しても唯一無二の存在として、フロントスリーの潤滑油的な役割を果たした。
フリートランスファーとなる同選手には数多くのクラブが獲得レースに参戦しており、イタリアやスペインのみならず、トルコや中東、アメリカからも関心が届いている。新天地選びには困らない状況だが、進展が見られたようだ。
イタリア紙『Calciomercatoweb』によれば、昨シーズンには久しぶりにセリエAを制覇したACミランが獲得レースをリードしている。同クラブは昨夏に加入して以来、期待はずれに終わっている元ベルギー代表FWディボク・オリギに代わる選手として獲得を狙う。
オリギは昨季までリバプールに在籍。スーパーサブで途中出場から貴重なゴールを奪うこともあったが、レギュラーとしては実力が足りず、契約満了に伴いアンフィールドを去った。今季は途中からの出番も多いが、30試合に出場。しかし、わずか2ゴールに留まっている。
同じリーグで上位を争うインテル・ミラノやユベントスも同選手に興味を示しており、今後も31歳フォワードを巡る争奪戦は状況が変わりそうだ。
今シーズンは得点力が復活している元ブラジル代表FWは、新たなキャリアとしてどのクラブと契約を結ぶのか目が離せない…