ミッドフィルダー陣の世代交代を狙うリバプールは、イングランド代表MFジュード・ベリンガム争奪戦から撤退を決めたものの、チェルシーMFメイソン・マウントやブライトンMFアレクシス・マック・アリスターら様々な選手に関心を示している。
ナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレンらがチームを退団することもあり、中盤の枚数を揃える必要もあり、少なくとも2~3名の即戦力級ミッドフィルダーを補強しなければならない。
昨夏にバイエルン・ミュンヘンに移籍したものの、出場機会に恵まれない20歳MFライアン・フラーフェンベルフもリバプールが強い関心を寄せる選手のひとり。来季も同じ状況が続くなら退団も視野に入れている同選手だが、所属クラブに対して獲得オファーを聞くように要請したと、海外メディア『90min』が報じた。
ベリンガムにも似た高身長ながらもしなやかな動きで、ピッチの端から端までカバーできる運動量を有するミッドフィルダーは、昨夏の移籍マーケットでもリバプール移籍が取り沙汰されていた中で、ドイツに新天地を求めた。
ただし、ユリアン・ナーゲルスマン前監督のもとでプレー時間を確保するに至らず、トーマス・トゥヘル新監督になってからもレギュラーになりきれずにベンチを温めている。20歳という年齢からしても、毎週のようにプレーしたいのは明らかで、わずか1年だとしても退団を希望するのも理解できる。
はたして、元アヤックスMFは1シーズンでブンデスリーガに別れを告げ、プレミアリーグに初チャレンジするのだろうか…?