ジョッタの退場を訴え続けるライアン・メイソン暫定監督に、ユルゲン・クロップ監督が応戦…?

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Interim coach Ryan Mason continues to appeal for Jotta to leave, and Jurgen Klopp responds...? 試合

ボールを保持する時に、トレント・アレクサンダー=アーノルドを中盤で起用する戦術に変更して以来、調子を上げ続けているリバプール。攻撃陣も好調を維持しており、3連勝でホームにトッテナム・ホットスパーを迎えた一戦は衝撃的な展開となった。

試合開始早々にカーティス・ジョーンズのゴールで先制すると、15分までに3得点を奪った。しかし、プレスの強度を低下させたリバプールは、気が緩んだのか、トッテナムの反撃を食らうことに。40分にはハリー・ケインに決められて、2点差のまま後半に突入。

後半戦も決定機を迎えるのはアウェイチームの方が多く、ソン・フンミンがポストを叩くなどゴールに迫った。すると、77分に1点差に詰め寄ると、アディショナルタイムに途中出場のリシャーリソンが値千金の同点弾を奪い、引き分けで試合が終わるかと思われた。

しかし、直後に相手のパスミスを攫ったディオゴ・ジョッタが勝ち越し弾を決め、劇的勝利を手に入れた。このゴールに激怒したのは、トッテナムのライアン・メイソン暫定監督。81分にはオリヴァー・スキップの顔に高く上げた足が入った出来事で、レッドカードが提示されなかったことに対して、試合後の会見でも怒りが収まらない。

ただし、そもそもオリヴァー・スキップにも一発退場の可能性があった。ボールを奪おうとスピード感をもって突っ込んだ同選手は、ルイス・ディアスの踏ん張った右足を踏み付けており、幸い怪我は免れたが、大怪我を負っていても不思議ではないタックルを見舞っていた。

対戦相手の暫定監督が試合中も試合後も怒りを露わにしていることを質問されたユルゲン・クロップ監督は、ルイス・ディアスへのタックルにも触れつつ、もっとサッカーに集中しなければならないと釘を刺した。

「それは理解している。ライアンは他のことを心配しなければならない。トッテナムはとてもいいサッカーをするチームだから、もっといいサッカーをしなければならない。カウンターアタックだけではダメで、あのチームでもっといいサッカーをしなければならない。ディオゴ・ジョッタは足を高く上げたが、頭を狙ってはいない。オリバー・スキップがレッドカードをもらっていたかもしれないと聞いた。そのことについても触れたかい?ディオゴ・ジョッタをピッチから追い出したいのであれば、他のことを心配すればいい。」

BBC Sport

今回の勝利で4連勝を飾り、5位に順位を上げたリバプール。勝ち点差的にチャンピオンズリーグ出場権の確保は難しそうだが、ヨーロッパリーグ出場を射程圏内に捉えた。このままの調子で、シーズン最終盤を走り抜けてくれるはずだ…

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