この夏には中盤の再構築に取り組むリバプールは、新たなミッドフィルダーに大金を投じる予定。メイソン・マウントやアレクシス・マック・アリスターらプレミアリーグで活躍する選手たちに関心を示している。
一方で、センターバックも補強ポイントと言われており、移籍金なしで手に入るフランクフルトDFエヴァン・エンディカらが獲得候補として報じられているが、トッテナム・ホットスパーなども狙っており、争奪戦を制しなければならない。
イタリア紙『Calciomercato』によると、トリノ(セリエA)に所属するオランダ人DFペール・スフールスに対して、リバプールとニューカッスルが興味をを抱いており、今夏の移籍市場で取り合いになる可能性があるようだ。
オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクに加えて、この冬には同じくオランダ代表FWコーディ・ガクポを獲得したリバプール。チーム3人目の同国出身選手として、元オランダU-21代表センターバックが加わるかもしれない。
昨シーズンまでアヤックスでプレーし、高いリーダーシップを発揮。ブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルの穴を埋めるべく、2026年までの契約でイタリアに渡った同選手はスタメンの座を勝ち取り、今季は同リーグで24試合に出場している。
23歳とまだ若く、1.91cmと高身長。足元のスキルにも優れており、自らもドリブルでボールを持ち運ぶこともできる。対人守備も強く、イングランドでも通用する可能性は非常に高い。
最終ラインの平均年齢が高いニューカッスルも、若返りを狙っている。同年齢で、母国も一緒な元オランダU-21代表DFスヴェン・ボトマンも所属しており、選手経由で加入の打診を行うこともあり得る。資金面では問題のない同クラブだけに、リバプールにとっては最大のライバルになりそう。
はたして、ペール・スフールスがアンフィールドでプレーする日はやってくるのだろうか…?