ジョーダン・ヘンダーソンに代わるミッドフィルダーを探していたリバプールは、長らくボルシア・ドルトムントに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガムの動向を追っていた。大本命と見られていたものの、高騰しすぎた移籍金から争奪戦から手を引き、別のターゲットに視線を移している。
残されたのは、マンチェスター・シティとレアル・マドリード。ともに潤沢な資金力を背景に、ドルトムントが要求する金額や選手の給与も問題なく支払える。両チームとも今夏での獲得を狙っていたが、争奪戦に近く終止符が打たれるかもしれない。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、レアル・マドリードとベリンガム側との交渉が最終ステージまで進んでおり、個人契約も合意に近づいているようだ。
🚨⚪️ Real Madrid are close to complete deal to sign Jude Bellingham, confirmed. Negotiations are progressing to the final stages.
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) May 3, 2023
Personal terms are almost agreed — Juni Calafat, crucial again.
New meeting has been scheduled to complete the agremeent with Borussia Dortmund. pic.twitter.com/EZO76bXiHk
ボルシア・ドルトムントとの新たなミーティングも予定されており、そのタイミングでスペイン王者加入が正式に決定する可能性が高まっている。
ルカ・モドリッチやトニ・クロース、昨夏にマンチェスター・ユナイテッドに移籍したカゼミロら世界でもトップクラスのミッドフィルダー陣の世代交代を進める同クラブは、フランス代表コンビ、エドゥアルド・カマヴィンガとオーレリアン・チュアメニを確保しており、残る1ピースにイングランド代表MFに白羽の矢が立った格好だ。
はたして、交渉はこのまま順調に進み、レアル・マドリード移籍となるのか…?もしくは、土壇場での決裂からのマンチェスター・シティ移籍はあり得るのだろうか…?