ジョーダン・ヘンダーソンやチアゴ・アルカンタラら30歳を超えたミッドフィルダー陣の世代交代に加えて、ナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレンら契約満了で退団を控える選手たちに代わる戦力を補強しなければならないリバプールは、中盤の再構築を狙っている。
チェルシーとの新契約更新に向けて交渉が長引くイングランド代表MFメイソン・マウントとともに、トップターゲットと目されているのが、ブライトンに所属するアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター。
リバプールはすでに交渉の席についており、チームにおけるプロジェクトや金銭的な内容について説明を実施。ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によると、同選手はアンフィールドでのプレーを熱望しており、2週間は交渉が続く見込みのようだ。
Alexis Mac Allister is keen on Liverpool move; there are still details to be clarified before full agreement on personal terms. 🔴🇦🇷 #LFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) May 5, 2023
Understand negotiations will continue in the next 2 weeks. Manchester United remain interested but it depends on club's sale. pic.twitter.com/OCB519K6BB
ブライトンでも、アルゼンチン代表でも主軸として活躍する24歳ミッドフィルダーは、巧みなテクニックで相手のプレスを交わしつつ、ボールとの間に身体を使ってボールをキープ。長短のパスで局面を打開しつつも、コーナーキックやペナルティーキックを任され、精神的な強さも見せ付けている。
約3年間の在籍で急激に評価を高めており、マンチェスター・ユナイテッドも関心を寄せている。はたして、リバプールは例年通り、電光石火で交渉をまとめ、ライバルチームを出し抜くことはできるだろうか…?