シーズンも終盤に差し掛かる中、リバプールは来季に向けた補強を本格的に始動。カタールW杯での大活躍もあり、移籍金が高騰し続けたイングランド代表MFジュード・ベリンガム獲得競争から撤退し、他のターゲットに視線を移した。
様々な選手との関係が噂されてきたが、チェルシーとの交渉が難航するイングランド代表MFメイソン・マウントとともにトップターゲットと言われるのが、ブライトンに所属するアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターだ。
同選手はアンフィールドでのプレーを希望しており、今夏での退団に前向き。移籍に向けて交渉は順調に進んでいる。他のクラブがちょっかいを出す前に契約をまとめるためにも、まずは一人目のミッドフィルダー確保に集中している。
海外メディア『TyC Sports』によれば、ブライトンは2025年6月まで契約を結ぶ24歳ミッドフィルダーの対価として5000万ポンド(約70億円)を求めているようだ。
この冬にプレミアリーグ歴代最高額でベンフィカからチェルシーに移籍したアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスの移籍金が、1億2100万ユーロ(約157億円)とも言われており、半額以下でイングランド経験も豊富な選手を獲得できるのであれば、リバプールも満足だろう。
あくまで噂でしかなく、具体的な金額は契約が締結されるまでは分からない。それでも、サッカー界の移籍金が全体的に高騰し続ける中、能力や年齢から言ってもお得の部類に入る。
はたして、リバプールは来季の巻き返しに備えて、実績十分なミッドフィルダー獲得に成功できるだろうか…?