2019年に期待の若手DFとしてリバプールに移籍を果たしたオランダU-21代表DFセップ・ファン・デン・ベルフ。ところが、トップチームで定位置を掴みきれずに、プレストンに約1年半のレンタル移籍。チャンピオンシップではレギュラーを掴むと、66試合に出場した。
今シーズンに向けたプレシーズンには帯同したものの、昨夏の移籍期限ギリギリのタイミングでシャルケに1年間のレンタル移籍。トップリーグでの活躍が見られるかと思いきや、シーズンの大半を棒に振ってしまった。
結果的にブンデスリーガでの出番は6試合に留まっており、所属クラブも残留争いに巻き込まれている。それでも、シャルケは若きセンターバックの残留を願っており、レンタル移籍の延長を希望していると、ドイツ紙『WAZ』が報じた。
リバプールとの契約は2024年6月まで。今夏で売却できなければ、移籍金が回収できないため、ふたたびローン移籍を許容するかは未知数。トップチームに食い込めるかと言われれば、微妙な立場のため、選手的には別のクラブでプレーしたいのが本音だろう。
はたして、リバプールはオランダU-21代表DFを来季もレンタルさせるのか、完全移籍でシャルケ以外のクラブに売却するのか…?