ミッドフィルダー陣の世代交代ならびに戦力強化を狙うリバプールは、チェルシーMFメイソン・マウントやブライトンMFアレクシス・マック・アリスター、バイエルンMFライアン・フラーフェンベルフらに関心を示している。
2018年にノリッジ・シティからレスター・シティに移籍し、イングランド代表に選出されるまでに成長した26歳MFジェームズ・マディソンは、かねてからビッグクラブからの関心が報じられており、チェルシーやアーセナル、トッテナムらが獲得を狙っているとか、いないとか。
現役時代にはリバプールやポーツマスで活躍した元イングランド代表DFグレン・ジョンソンは、レスターの攻撃を引っ張り続けるミッドフィルダーに言及し、プライドを脱ぎ捨てられれば、より大きなクラブで成功を掴めると太鼓判を押している。
「ジェームズはとても優秀な選手で、レスター・シティでは素晴らしい活躍を見せている。レスター・シティでは、ジェームズは小さな池の大きな魚であり、ピッチ上でやりたいことを何でもやっていいという許可が与えられている。」
「トップクラブでは、より組織化されていて、そのような自由を与えられたり、主役になったりすることはないだろうし、その制限にどう適応していくかを見なければならない。」
「もしリバプールが獲得競争に参加することになれば、彼はリバプールでプレーすることができると信じているし、もし彼が “大きな魚” になることを望まなければ、彼はさらに大きなクラブで間違いなく向上することができるよ。」
GGRecon
今季プレミアリーグで低迷し続けるレスター・シティにおいても、イングランド代表MFは創造性の高いプレーを披露している。28試合9ゴール8アシストを記録しており、残留争いを勝ち抜き、来シーズンもトップリーグで戦うために全力を尽くしている。
リバプールでも攻撃センスはいかんなく発揮できるはずだが、ユルゲン・クロップ監督が好むフォーメーションではポジションがないのも事実。グレン・ジョンソンはアンフィールドを事例として出しているが、それが現実になる可能性は限りなく低い。
現時点では目先の試合しか見ていないだろうが、レスター・シティが残留するしないに限らず、イングランド代表MFは今夏の移籍市場でステップアップを果たすのだろうか…?