シーズンが終わりに近づくにつれて、ユルゲン・クロップ監督が嗜好する強度の高いインテンシティが戻りつつあるリバプールだが、開幕戦から本調子を取り戻すのに時間がかかった。主な原因とも言われるのが、主力ミッドフィルダー陣の高齢化だ。
ジョーダン・ヘンダーソンとチアゴ・アルカンタラが32歳。最も若いファビーニョですら30歳が目前に迫っており、世代交代は喫緊の課題。カーティス・ジョーンズやハーヴェイ・エリオット、ステファン・バイチェティッチらも台頭しているが、まだまだ経験値に乏しい。
チェルシーMFメイソン・マウントやバイエルンMFライアン・フラーフェンベルフらに注目を向ける中、最近ホットな話題となっているのが、ワールドカップ制覇も成し遂げたブライトンMFアレクシス・マック・アリスター。
ブライトンは移籍金を高騰させるためにも獲得競争を煽る可能性があるが、リバプールは水面下で交渉を迅速に進めていき、最終的にはアンフィールドでのプレーが現実になると、英『Daily Express』ライアン・テイラー氏(英国人ジャーナリスト)が言及した。
「重要なのは、ブライトンとの契約内容だ。マック・アリスターは長期契約を結んでおり、彼らは得られる報酬を最大化するために、入札合戦を仕掛けてくるチームだと私は睨んでいる。」
「しかし、リバプールは静かにビジネスを進めるのが好きなため、あまり騒ぐことはないだろうと思う。」
「彼らはレーダーから隠れて、できるだけ早くその取引を終わらせようとするだろう。報酬についてはわからないが、マック・アリスターがアンフィールドに行くことは間違いないようだ。」
GIVEMESPORT
リバプール移籍を望んでいるとも、チャンピオンズリーグでのプレーを熱望しているとも、毎日のように状況が変わっており、どの情報が真実であるか掴みにくい。
そうした情報に振り回されずに、リバプールは粛々と交渉を前進させ、アルゼンチン代表ミッドフィルダーをチームに加えることができるだろうか…?