ホッフェンハイムからリバプールに加入して以来、世界のサッカー界を見渡しても独特なセンターフォワード像を作り上げ、モハメド・サラーやサディオ・マネとともに手のつけられないフロントスリーを形成した元ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ。
今シーズン限りで満了となる契約を更新せずに、8年間在籍したチームを退団することを決意。先日行われたレスター・シティ戦ではアウェイにも関わらず、試合後にリバプールで功績を讃えるチャントがスタジアム全体に響き渡るほど。
アンフィールドで最後の試合となるアストン・ヴィラ戦は、スタジアムを埋め尽くすサポーターから大歓迎で迎えられることが予想される中、元ブラジル代表フォワードは感動的な瞬間になると語り、試合後は100%泣くだろうと心境を吐露した。
「もし(コンディションが)100パーセントじゃなくても、とにかくプレーするよ。」
「もし監督が僕をメンバーに入れなかったら、僕は(ボスのオフィスに)行くだろう…冗談だけどね。」
「ファンやクラブ、チームメイトと一緒のホーム最後の試合は、僕にとって特別な日なんだ。」
「僕たちにとって重要な試合なので、試合に集中しようと思っている。そして、試合が終わったら100%泣くだろうね。自分にとっても、家族にとっても、感動的なものになるだろう。」
PA
ホーム最終戦後には、同じく今季限りでチームを離れるジェームズ・ミルナーやナビ・ケイタ、アレックス・オックスレイド=チェンバレンらとともに退団セレモニーに臨む。
チャンピオンズリーグを目指すうえで引き分けすらも許されない試合だが、試合での結果以上に退団セレモニーには注目が集まりそうだ…