レアル・ベティスやウェストハム・ユナイテッドでのプレーを経て、2019年にフリートランスファーでリバプールに加入したスペイン人GKアドリアン。当初は2番手GKとして、アリソン・ベッカーが負傷している際にゴールマウスを守った。
近年は24歳GKクィービーン・ケレハーの成長もあり、序列は3番手に降格。今季はコミュニティ・シールドに出場したのみで、大半の試合をベンチ外から見守っている。ピッチ上では慌てる場面も目立つが、トレーニングなどではGKチームを持ち前の明るさで支え続けている。
ほぼ試合に出ることはなく、サッカー選手としては難しい立場にも関わらず、腐らずにチームを盛り上げる。裏側での貢献度が評価されてか、ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によると、同GKはリバプールと新たな契約を結び、来季もアンフィールドに残留するようだ。
EXCL: Adrian stays at Liverpool also next season as new deal has been signed and it will be unveiled soon. 🚨🔴✍🏻 #LFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) May 29, 2023
He will be part of Liverpool 23/24 team. pic.twitter.com/puhS6iuVJ7
なお、正式な発表もまもなくと伝えており、リバプールでの生活も5年目に突入する。アイルランド代表GKの去就次第では、2番手に繰り上げ、もしくは別のゴールキーパーとともにGK陣を作り上げていくことになる。
2021年に現行契約にサインした際には、スペイン復帰も取り沙汰されていたが、もう少しばかりイングランドでの生活を送ることになりそうだ…