一昨シーズンには、チャンピオンシップを優勝したフラムで攻撃的なミッドフィルダーとして大活躍。アレクサンダル・ミトロヴィッチやハリー・ウィルソンらと大量のゴールを奪い、自身も38試合11ゴール8アシストと大ブレークを果たした若きMFファビオ・カルヴァーリョ。
その実績やポテンシャルが評価されて、昨夏にリバプール移籍を手にする。新天地ではペナルティエリア付近での崩しが期待されたものの、シーズン後半戦はほとんど出番を得られずに、この夏には放出候補の筆頭になってしまっている。
20歳とまだ若く、完全移籍を望まないリバプール。アンフィールドでの境遇を見てか、RBライプツィヒが獲得オファーを提示したが、それはすでに拒否されたようだ。ただし、買い戻しオプションを付けた完全移籍ならば認める可能性があり、クラブ内で議論がなされると、ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)が伝えた。
RB Leipzig had opening bid for Fabio Carvalho turned down by Liverpool, as Reds don't want the player to leave on permanent deal. 🚨🔴 #LFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) May 31, 2023
Liverpool could be open to a buy back option clause into the deal, as revealed yesterday; clubs will discuss that soon. pic.twitter.com/d6LQvH54sB
この夏には中盤の再構築に取り組むリバプールだけに、プレシーズンでよほど印象的なパフォーマンスを見せない限りはプレー時間は増えない。ユルゲン・クロップ監督もローン移籍を示唆しており、完全にせよ、レンタルにせよ、放出は免れない可能性が高い。
プレミアリーグ含め、数多くのクラブが関心を寄せるとも言われる中、ファビオ・カルヴァーリョは来季どのクラブでプレーすることになるのだろうか…?