ユルゲン・クロップ監督が2015年にリバプールの監督に就任してから、毎年のように成長し続け、ヨーロッパでも屈指の強豪に変貌させた。昨シーズンには4冠も狙えるほどに強さを見せ付けたが、今シーズンはその反動からか不甲斐ないパフォーマンスが続いた。
年明け頃までは負傷者の多さにも悩まされ、ベストイレブンを組める試合が少なく、個々人のパフォーマンスも上がらず。終盤こそ底力を発揮したが、ミッドフィルダー陣のプレス強度の低下は解決しなければいけない課題であり、リバプールはこの夏に大幅な入れ替えを予定している。
現時点で最もリバプール加入に迫っているのが、ブライトンMFアレクシス・マック・アリスター。選手側とは個人合意に至っているとも言われ、残すはブライトンとのクラブ間合意。渦中のアルゼンチン代表MFはインタビューに応じ、今夏の移籍や選手としての目標を語った。
「ブライトンのように、常に僕を支えてくれて、本当に楽しんでいるクラブにいる可能性もあるので、とても落ち着いている。」
「しかし、(移籍の)可能性があることは理解しているし、クラブにとっても、僕にとっても良いオファーがあれば、それを検討するつもりだ。」
「プレミアリーグがプレーするのに最適なリーグであることに疑問はないし、だからこそ、次のクラブもプレミアリーグにしたいと思う。ここにいることが本当に楽しいんだよ。」
「目標は、人として、選手として、より多くのタイトルを獲得するために向上し続けること。これが僕の短期的な目標であり、これからもずっとそうだと思います。というのも、僕は常に同じ人間であり、前日より少しでも良くなりたいと願っているので、そこに重点を置いているんだ。」
「24歳で、世界チャンピオンで、世界最高のリーグでプレーし、自分のキャリアが伸びていることを実感しているが、まだ地に足がついていない。日々、もっと良い人間、より良いプレーヤーになるために、本当に向上していきたいと思っているんだ。未来がどうなるか、見てみよう。」
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