ミッドフィルダー陣の大幅な入れ替えに取り組むリバプールは、この夏の移籍マーケットで最低でも2〜3名の獲得を目指して、積極的な動きを見せている。イングランド代表ジュード・ベリンガムを諦め、同国代表MFメイソン・マウントはマンチェスター行きが濃厚になり、別のターゲットに移らざるを得ない。
最近ではフランス代表MFケフレン・テュラムやフランスU-21代表MFクアディオ・コネらの名前が浮上しており、リバプールは両選手の代理人に接触を図ったと報じられている。
現実的なターゲットではないものの、ニューカッスルでプレーするブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスも獲得候補に挙がっている選手だ。ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、バルセロナやリバプールが関心を寄せるが、ニューカッスルは新契約を準備し、他クラブに譲るつもりはないようだ。
Newcastle are prepared to offer Bruno Guimarães new long term deal — been told discussions have already started, at early stages but ongoing. ⚪️⚫️ #NUFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) May 31, 2023
Barcelona and Liverpool are among top clubs tracking Bruno but they’re aware of Newcastle stance, where Bruno is key player. pic.twitter.com/2G8oEA9uLj
今季のプレミアリーグで4位と飛躍したニューカッスルにおいて、絶対的な存在として中盤に君臨するギマランイスは、カタールW杯でも同国代表に選ばれた。25歳とまだ若く、イングランドならではの激しい当たりにも順応。潰し役でありながらも、攻撃では効果的なパスを供給し続け、同リーグを代表するミッドフィルダーに成長した。
今シーズンは40試合に出場を果たし、来季はチャンピオンズリーグにも出場できる。現時点でニューカッスルを去る理由もなく、すでに話し合いが開始されている新契約も問題なく締結されるであろう。
これにより、ブラジル代表MFのアンフィールド移籍はほぼ夢物語になったリバプールだが、優秀なスカウティングチームがユルゲン・クロップ監督に合った選手を見つけ出し、ふたたびプレミアリーグ優勝争いに顔を出せるチームに作り替えてくれるはずだ…