ジョーダン・ヘンダーソンら年齢を重ねたミッドフィルダー陣からの世代交代に加えて、ジェームズ・ミルナーら契約満了でチームを去るミッドフィルダー陣の後釜確保が課題のリバプールは、今夏の移籍市場で最低で中盤の選手を3名加えるべく、精力的に動き回っている。
フランス代表MFケフレン・テュラムやベルギー代表MFロメオ・ラヴィア、フランスU-21代表MFクアディオ・コネらがターゲットとして浮かび上がる中、リバプールはブライトンに所属するアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターと交渉を進めていた。
先週の段階で大まかな契約内容への合意が伝えられていたが、細かな部分を詰めるため同選手の代理人が英国入り。ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、リバプールはついに同選手獲得にたどり着いた。
2028年6月までの5年契約に合意し、今後48時間以内にメディカルチェックを受ける。契約解除条項で設定されている金額を支払うことでクラブ間合意に至る見込みで、報道で出回っているような6000万ポンド(約84億円)よりも安価での獲得となる。
🚨 Alexis Mac Allister to Liverpool, here we go! Full agreement completed on the contract — understand it will be valid until June 2028. Five year deal. #LFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) June 5, 2023
Liverpool will pay the buy out clause in the next days, way less than reported £60m fee.
Medical tests in 24/48h. Done. pic.twitter.com/r6Tk8TeQT9
今夏の補強第1号となったアルゼンチン代表MFは、プレシーズンからリバプールに加わる。背番号はミルナーやケイタ、フィルミーノらの退団により、7でも、8でも、9でも、10でも選びたい放題のため、選手の要望が最大限反映されるだろう。
今シーズンのプレミアリーグで躍進したブライトンで中心的な役割を果たし、カタールW杯でも同国代表に栄光をもたらした24歳ミッドフィルダーは、来季アンフィールドでどのような活躍を見せてくれるだろうか…