昨夏の移籍市場において、リバプールは500万ポンド(約7億円)前後でフラムからポルトガルU-21代表MFファビオ・カルヴァーリョを獲得した。チャンピオンシップ最後のシーズンでは、38試合11ゴール8アシストと大立ち回りでプレミアリーグ昇格に大きく貢献していた。
しかし、アンフィールドでは後半になるにつれて、出番がなくなっていき、ベンチ外で過ごす試合も少なくなかった。この夏にはレンタル移籍が濃厚と見られている中、買い戻しオプションを付随した完全移籍も視野に入れているとも報じられている。
若手育成に定評のあるRBライプツィヒの動きは早く、リバプールで出番を失っている同選手に対してオファーを提示。1回目のオファーは拒否されており、2回目のオファーを準備している。独『Sky Sports』でリポーターを務めるフィリップ・ヒンセ氏は、同クラブが初回に提示した金額は1200万ユーロ(約15.6億円)だったと明かした。
Yes, €12m offer from #RBLeipzig for Fabio Carvalho has been rejected by Liverpool. @LFC see great potential in the 20-year-old Portuguese. They would like to loan him out or sell him with a buy-back option. Exciting as a challenger for Leipzigs squad. Interest is still there. pic.twitter.com/gl0Wwixrrv
— Philipp Hinze (@philipphinze24) June 5, 2023
それでも、RBライプツィヒの関心は薄れておらず、将来有望な20歳ミッドフィルダーをチームに加えるために動きを加速させている。買い戻しオプションがあれば、完全移籍ですらも両者にとってメリットしかない取引になりそうだが、カルヴァーリョの去就からは目が離せない…