中盤の世代交代を狙うリバプールは、まず1人目としてブライトンMFアレクシス・マック・アリスターを獲得。選手との個人合意を取り付け、メディカルチェックも完了しており、残るはクラブからの公式発表のみ。
クラブ間合意は、リバプールが契約解除金を満額支払うことで決着。その金額を巡っては、当初7000万ポンド(約98億円)とも言われたが、最近では4500万ポンド(約63億円)〜5500万ポンド(約77億円)の価格帯をよく見るようになっていた。
しかし、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)が驚愕の数字を投稿。リバプールはわずか3500万ポンド(約49億円)で獲得に成功していたことを明かし、すべての契約書類にも署名されたと報じている。
Liverpool have just signed Alexis Mac Allister for… £35m. 🚨🔴 #LFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) June 7, 2023
Reds have now triggered the clause to sign the midfielder after medical tests completed with Brighton’s permission.
Documents are being signed. Here we go confirmed. pic.twitter.com/9Mtd8f6aKT
昨夏から動向を追っていたイングランド代表MFジュード・ベリンガムや、この冬に英国史上最高額1億2100万ユーロ(約157億円)でチェルシーに移籍したアルゼンチンの同僚MFエンソ・フェルナンデスらに比べると、破格すぎる値段設定であり、ロマーノ氏が強調していた “バーゲン” がピッタリの言葉だ。
来シーズンの中心となり得るミッドフィルダーを安く手に入れたリバプールだが、中盤強化に向けて移籍市場を駆け巡っており、近く2人目のミッドフィルダーが発表されてもおかしくない。マック・アリスターに続く戦力は誰になるのだろうか…?