ジョーダン・ヘンダーソンやチアゴ・アルカンタラらに代わり、中盤の主軸を任せられるミッドフィルダーを探すリバプールは、まず1人目としてアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターを獲得し、次なるターゲット確保に歩みを進めている。
フランスU-21代表MFケフレン・テュラムの代理人と話し合いの機会を設けたリバプールは、所属するニースとも交渉の場に着いたとも言われるが、2度行われた交渉はあまり進展なく、選手側はアンフィールドでのプレーを希望する中で停滞している。
一方で、セルタ・デ・ビーゴでプレーするスペインU-21代表MFガブリ・ベイガも候補のひとりに挙げられており、同選手の代理人にも接触を図ったとされる。リバプールだけではなく、チェルシーやバルセロナらも獲得に乗り出す中、21歳ミッドフィルダーは強豪クラブからの関心にも、目の前の大会に集中していると語った。
「見事なキャンペーンだった。僕がしたことは夢であり、僕の人生のクラブで、満足しているよ。将来のことは考えず、今は代表チームだけだ。僕の焦点はU-21ヨーロッパ選手権に向いている。」
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今シーズンからトップチームに定着し、ラ・リーガで30試合以上に出場を果たし、11ゴール4アシストと大ブレイク。一気にヨーロッパでも随一の有望株に躍り出ており、市場価値も跳ね上がった。
得点も取れるミッドフィルダーは貴重であり、どのクラブにとっても欲しい人材。重心の低いドリブル突破も魅力的で、お尻がズッシリとしている姿はどこかウェストハムMFデクラン・ライスを彷彿させ、当たりが強いイングランドでもフィジカル負けしなさそうだ。
はたして、未来のスペイン代表MFはこの夏にステップアップを果たすのだろうか…?