ミッドフィルダー陣の再活性化を目指すリバプールは、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター獲得を正式発表した後も、移籍市場で精力的に動き回っている。ケフレン・テュラム(ニース)に対して関心を強めているとも言われる中、スペインU-21代表MFガブリ・ベイガも優先順位が高い。
ルディ・ガレッティ氏(イタリア人ジャーナリスト)は、U-21欧州選手権に参加する同選手獲得に向けて本格的な動きを見せると報じ、契約解除金として4000万ユーロ(約52億円)が設定されていると、獲得の条件を明かしている。
さらには、獲得を試みているのはリバプールだけではなく、チェルシーやマンチェスター・シティ、レアル・マドリード、ナポリらヨーロッパ中の強豪クラブも同ミッドフィルダーに興味を持っているようだ。
🚨🎯 Understand that #Liverpool are set to make a concrete move for Gabri #Veiga.
— Rudy Galetti (@RudyGaletti) June 12, 2023
‼️The 🇪🇸 MF has a release clause (€40m) in the contract with #CeltaVigo.
👀 Not only #LCF: #Chelsea, #ManCity, #RealMadrid & #Napoli are among the clubs that shown interest in Gabri. 🐓⚽ pic.twitter.com/kYAb4S2rcw
正式なオファーを提示するのであれば、大会が始まる前に決着を付けたいところ。ただし、まもなく開幕を迎えるだけに、将来を決めるにはあまりにも日にちが短く、今後を検討するのは大会後になる可能性は高い。
選手自身もいまは大会に集中している旨を明かしており、移籍に向けて動き出すにしても7月になってからだろう。
一方で、ケフレン・テュラムもフランスU-21代表として招集されており、こちらに関してもリバプールの意図に反して去就が決まるまで時間がかかってしまうかもしれない。
はたしてリバプールは、フランスU-21代表MFにしても、スペインU-21代表MFにしても、お得意の電光石火で交渉をまとめ上げることはできるだろうか…?