大きな期待を胸に、昨夏の移籍市場でアバディーンからリバプールに加入したスコットランドU-21代表DFカルヴィン・ラムゼイ。一昨シーズンはスコティッシュ・プレミアシップで大ブレイクを果たしたが、アンフィールドでの1年目は怪我によって、ほとんど試合に出れずにシーズンを終えた。
ピッチで実力を見せることすらできなかった19歳ディフェンダーだが、2年目となる来シーズンはチャンピオンシップで武者修行することが決定。プレストン・ノース・エンドに1年間のレンタル移籍で加入する。
消化不良に終わった1年目を払拭するためにも、ローン先では試合に出て、自分の価値をふたたび示す一方で、選手としても成長したいところ。非凡な才能を秘めるスコットランドU-21代表DFは、移籍に先駆けて意欲を語り、いくつか候補があった中で、プレストンが最も適していたと話した。
「プレストン・ノース・エンドに移籍できて、嬉しいよ。チャンピオンシップは、誰もが知っているようにトップリーグで、僕にとって一番の目標は、試合に出場することだ。早く始めたいね。」
「自分にとって重要なこと、良いリーグでレギュラーとして試合に出られる機会を得られて幸せだ。僕はただ一生懸命働いて、できるだけ多くの試合に出場できるように努力する必要がある。」
「かなり多くのクラブが興味を示してくれたけど、ライアン・ロウ監督と話した時、彼が言っていたことがすべて的確だった。チームのプレースタイルは、攻撃的なサッカーが好きで、ボールをキープして前に出ていくんだ。」
「ゴールを決めることもアシストすることもできるし、人に向かっていくのも好きだから、自分のプレーに合っていると思う。最終的にプレストンが一番自分に合っていた。」
来シーズンはチャンピオンシップで経験を積み、2024-25シーズンはイングランド代表DFトレント・アレクサンダー＝アーノルドと張り合えるレベルに辿り着けるか…今後の成長を見守り続けたい…