6歳からリバプールのアカデミーで育ち、各カテゴリーを順調に駆け上がった21歳MFレイトン・クラークソン。2019-20シーズンにはトップチームに帯同する機会も多く、リーグカップ準々決勝のアストン・ヴィラ戦でデビューを飾った。
アンフィールドデビューはその数ヶ月後。FAカップ4回戦、シュルーズベリーとの再試合で先発起用されると、守備的ミッドフィルダーとして勝利に貢献した。しかし、その後はパッとせず、2021-22シーズンには地元ブラックバーンにレンタルされるも成功とは言えないままシーズンを終えた。
リバプールでの未来が苦境に立たされた若きミッドフィルダーだが、昨シーズンを過ごしたアバディーン移籍が転機となった。全大会を通じて38試合に出場し、監督の信頼を勝ち取った。そして、この夏には同クラブへ完全移籍が決定していた。
15年間に渡って在籍したリバプールに対して、レイトン・クラークソンは自身のインスタグラムにお別れのメッセージを投稿し、今後忘れることのない思い出を与えてくれたと、クラブへの感謝を綴った。
「この歴史あるクラブでの15年間が終わりを迎えた。6歳の時から今日まで、僕を助けてくれたすべての人に感謝したい。」
「リバプールは、僕がサッカーのキャリアを始めるためのプラットフォームを与えてくれ、一生の友人を作り、永遠に残る思い出を作ってくれた。」
「リバプールでのカラバオカップ、FAカップ、チャンピオンズリーグでのデビューは、夢のような出来事だった。みんなの未来に幸あれ!You’ll Never Walk Alone。」
リバプールでは輝ききれなかった21歳ミッドフィルダーだが、その能力は高く、アバディーンでは来シーズンも大暴れしてくれることだろう…