昨シーズンは成績が振るわず、新たな時代に突入するためにも、平均年齢が上がってきたミッドフィルダー陣のテコ入れに取り組むリバプールは、この夏の移籍マーケットで20代中盤以下で即レギュラーを狙える選手に関心を寄せている。
アレクシス・マック・アリスターを獲得して、1人目を確保したリバプールは、さらなる補強を目指して動きを活発化させている。今シーズン、セルタ・デ・ビーゴで11得点と大ブレイクを果たしたスペインU-21代表MFガブリ・ベイガにも注目しており、契約解除条項など確認済みだ。
移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、リバプールはまだ同選手に対してオファーを提示しておらず、まずはもっとフィジカルが強いミッドフィルダー、ケフレン・テュラムやクアディオ・コネとの交渉に集中しているようだ。
Liverpool remain well informed on Gabri Veiga situation but NO bid as of now — focus on more physical midfielder at this stage, Thuram & Kone in the list 🚨🔴 #LFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) June 18, 2023
Chelsea called to be informed on Veiga clause conditions earlier this week and will discuss that internally 🔵 #CFC pic.twitter.com/griQ4qmNi8
一方で、チェルシーも関心を抱いており、リバプール同様に移籍金や契約条件について問い合わせを行い、クラブ内で獲得に動くかどうかを検討するそうだ。
テュラムやコネに比べると、攻撃的なミッドフィルダーで、中盤でも前方でのプレーを嗜好。決して対人が弱いわけではないものの、体格に恵まれている両者よりは劣ってしまう。優先順位として、中盤に力強さや高さを求めるのは現有戦力を踏まえて自然な流れで、フランスU-21代表コンビのどちらかを早めに確保したい。
はたして、リバプールはいずれかとの獲得を成立させ、その後にスペインU-21代表MFもダブル獲りに成功するだろうか…?