昨シーズン限りでリバプールを退団した元ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ。8年間在籍したクラブと契約が満了し、フリートランスファーで新たなクラブを探しており、インテル・ミラノらヨーロッパ勢に加えて、中東やアメリカから関心が届いている。
移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、アル・アハリ(サウジアラビア)は同選手との交渉を進めており、選手側の決断を待っている段階で、同クラブは加入を決めた際にすぐに動けるように、メディカルチェックの準備も並行して準備しているようだ。
Understand Al Ahli are in talks to sign Roberto Firmino. Negotiations ongoing, waiting for player’s final decision. 🟢🇸🇦 #Saudi
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) June 25, 2023
Al Ahli are preparing medicals in case they get the green light later this week. pic.twitter.com/k8MH6PCGvJ
今夏の移籍市場で猛威をふるっているサウジアラビアのオイルマネー。カリム・ベンゼマ、エンゴロ・カンテ、カリドゥ・クリバリ、エドゥアール・メンディ、ルベン・ネヴェスらヨーロッパで実績十分な選手たちを獲得しており、現在も数々の選手にアプローチしている。
元リバプールFWサディオ・マネや現リバプールFWモハメド・サラーにも接近したと言われ、潤沢な資金力を背景にスター選手を確保し続ける。中でも、26歳MFルベン・ネヴェスの移籍は驚きをもって受け止められており、他にもカラム・ハドソン・オドイやデマライ・グレイら20代選手にも積極的に接触を図っている。
まだまだヨーロッパの舞台で活躍できるだけの能力と体力を有しており、これまでのキャリアからもお金を求めるタイプではない。しかし、プレミアリーグで他のクラブに移籍することはなく、家族のことを考えたら、サウジアラビアで優雅な生活を送るのも魅力的な選択肢となり得る。
はたして、アンフィールドで愛されたフォワードは、どのクラブに移籍するのだろうか…?