不調に苦しんだ昨シーズンを払拭するためにも、強度の落ちた中盤の再構築に挑むリバプール。ブライトンで実績十分なアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター獲得で最高のスタートを切ったが、候補となっている選手たちがU-21欧州選手権2023に参戦していることもあり、進捗は芳しくない。
同大会が終わり次第、交渉が前進すると見られているものの、不安なニュースが飛び込んできた。海外メディア『Sports Zone』によると、”大本命” ケフレン・テュラムが所属するOGCニースは同選手の残留を希望しており、この夏に売却するつもりはないようだ。
選手本人はアンフィールドでのプレーを希望しており、個人合意は全く問題ではない。いまのリバプールに欠けている力強さや高さを補完できる人材であり、22歳という年齢も考えれば、是が非でもチームに加えたい。
他にも、ライアン・フラーフェンベルフやクアディオ・コネ、ガブリ・ベイガなど有力候補として噂されているが、彼らの中でも優先度は最も高く、ユースの大会後にニースを説得させられるかが鍵になる。
はたして、リバプールはマック・アリスターに続き、テュラム獲得に成功するのだろうか…?