2017年の夏に、中盤でのプレーを求めてリバプールに加入した元イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレン。加入初年度こそフロントスリーと見事なコンビネーションを見せ、周囲を驚かせる活躍を披露した。
しかし、2年目以降は度重なる怪我に悩まされ、コンディション調整に苦しんだ。出場時間も徐々に減っていき、昨シーズンは13試合に出場したものの、そのほとんどがフォワードに負傷者が相次いだ時期のみで、シーズン後半戦はベンチすら入れない日々が続いた。
リバプールとの契約も昨季までで、この夏にはフリートランスファーでの移籍が可能な立場になっており、アストン・ヴィラが関心を示しているとの噂も。
英『Daily Mail』によれば、プレミアリーグだけではなく、サウジアラビアからも興味が届いており、29歳ミッドフィルダーが中東行きを決断するかもしれない。
豊富な資金力を背景に、積極的な補強を行っているサウジアラビアのクラブ。カリム・ベンゼマやエンゴロ・カンテ、カリドゥ・クリバリ、ルベン・ネヴェス、エドゥアール・メンディらヨーロッパで一時代を築いたスター選手たちがこぞって移籍を決めており、元リバプールFWロベルト・フィルミーノもアル・アハリと契約合意とも報じられている。
はたして、元アーセナルMFは中東行きを決断するのか、イングランドでのプレーを継続するのだろうか…?