ミッドフィルダー陣の強化を狙うリバプールは、アレクシス・マック・アリスターを獲得して以来、ケフレン・テュラムを筆頭に、中盤にフィジカル的な強さと身長的な高さを優先事項に挙げ、若手ミッドフィルダーに触手を伸ばしてきた。
ところが、2人目の補強がなかなか進まない中、ニューカッスル移籍も噂されてきたハンガリー代表MFドミニク・ショボスライが候補として急浮上。攻撃的な役割を担え、ゴールやアシストにも貢献できるタイプの選手だ。
RBライプツィヒと同選手との契約には、7000万ユーロ(約91億円)が契約解除金として含まれている。その期限が6月末までとなっており、残された時間は少なく、予算においても捻出が難しいリバプールにとって、獲得は非現実的だろう。
ただし、元RBザルツブルクMFはアンフィールドでのプレーを願っており、チャンピオンズリーグ出場権を持つニューカッスルよりも、ユルゲン・クロップ監督との仕事を優先するであろうと、ドイツ紙『Leipziger Volkszeitung』グイド・シェーファー記者が語った。
「私にとって、(ドミニク・)ショボスライがリバプールに行きたがっているのは真実だ。」
「もしショボスライがチャンピオンズリーグ出場権のあるニューカッスルとヨーロッパリーグ出場のユルゲン・クロップ監督のどちらかを選べるなら、クロップとヨーロッパリーグを選ぶだろう。」
The Anfield Wrap
リバプールだけではなく、ニューカッスルにも残された時間は少ない。RBライプツィヒへのローン移籍が迫る元フラムMFファビオ・カルヴァーリョをうまく活用できれば良いが、期日ギリギリでハンガリーの逸材が移籍することはあるのだろうか..?