クロアチア・ザグレブ出身の21歳DFヨシュコ・グヴァルディオルは、2021年からプレーするRBライプツィヒで評価を高め続けている。利き足の左足から繰り出されるパスは多彩で、守備対応もトップクラス。チャンピオンズリーグにも12試合出場し、カタールW杯でも活躍しており、大舞台での経験も豊富だ。
レアル・マドリード移籍が発表されたイングランド代表MFジュード・ベリンガムと同様に、リバプールやマンチェスター・シティ、マドリードが動向を追っていると言われたが、資金力で大きくビハインドのリバプールは高騰し続ける移籍金を支払えずに、別のターゲットに視線を向けている。
ロス・ブランコスがベリンガム獲得に巨額な資金を投入したこともあり、クロアチア代表DFはマンチェスター・シティ入りの可能性が高まる中、ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)はリバプールが争奪戦から手を引いていると、改めて強調した。
「グヴァルディオルについては、彼ら(リバプール)は彼を愛している。今年1月には契約の条件を探っていた。ただし、現実は(移籍金が)高過ぎる。高額過ぎたため、リバプールはジュード・ベリンガム獲得レースから離脱していて、リバプールがセンターバックに1億ユーロを費やすとは思えない。」
「彼らは新しいセンターバックを望んでいて、新しいセンターバックの選択肢を探るだろうが、グヴァルディオルは高すぎるよ。」
GIVEMESPORT
最近ではオランダU-21代表DFミッキー・ファン・デ・フェンがホットなターゲットとして、頻繁に名前が報じられている。グヴァルディオルに比べると、経験値や能力で大きく劣るものの、ポテンシャルは高く、ユルゲン・クロップ監督のもとで覚醒する可能性も。
ただし、まだ具体的なオファーには動いておらず、現時点ではミッドフィルダー陣の強化に集中している。早めに中盤の刷新に決着をつけ、新たなセンターバック獲得に成功するのだろうか…?