アレクシス・マック・アリスターに続く、2人目の補強が決定。かねてから関心が噂されてきたケフレン・テュラムやクアディオ・コネらではなく、最近になって移籍報道が過熱していたハンガリー代表、22歳のMFドミニク・ショボスライのリバプール加入がついに決まった。
同選手はユルゲン・クロップ監督の指導を希望しており、アンフィールドでのプレーに前向きだったが、論点は6月30日で期限を迎える契約解除条項を発動するかどうか。7000万ユーロ(約91億円)の移籍金が設定されていたが、リバプールはその金額を支払うことで、RBライプツィヒとクラブ間合意に至ったと、ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)が伝えた。
BREAKING: Dominik Szoboszlai to Liverpool, here we go! Understand RB Leipzig are now informed that Liverpool have triggered the release clause. 🚨🔴🇭🇺 #LFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) June 30, 2023
€70m deal done, to be signed soon.
Personal terms agreed, Szobo’s ready for medical tests soon.
Huge signing for #LFC. pic.twitter.com/FjLLyGq68a
正式な書類などはすぐに締結され、選手との個人合意もすでに完了。近くメディカルチェックに臨む予定で、無事通過できれば、正式にリバプール所属となる。
ミッドフィルダー陣の強化を狙うリバプールにとって、二桁得点も奪える攻撃的ミッドフィルダーは大きな補強。左右のウイングでもプレーでき、アルゼンチン代表MFとはまた違うプレースタイルのテクニシャンは、引かれた相手に苦労することも多い、長年の課題を解決してくれる選手になりそうだ。
今回の補強により、同様に得点が取れるタイプのミッドフィルダーでもあるセルタMFガブリ・ベイガ争奪戦から身を引くと見られる。一方で、テュラムのように運動量豊富で、フィジカルにも優れた守備的ミッドフィルダーは引き続き狙うはず。
マック・アリスター、ショボスライと期待値の高い選手たちを獲得してきたリバプールは、さらなる補強をプレシーズン前に成立させることはできるだろうか…?