昨夏の移籍市場において、マンチェスター・シティから完全移籍でサウサンプトンに加入したベルギー代表MFロメオ・ラビア。開幕節のトッテナム戦からレギュラーを任されると、プレミアリーグで29試合に出場し、イングランド国内で注目の若手ミッドフィルダーに成長した。
2023年3月にはベルギー代表にも選ばれており、評価は高まり続けている。しかし、所属するクラブは来季からチャンピオンシップに降格してしまい、主力組の退団が噂されている。19歳ミッドフィルダーにもリバプール含め、強豪クラブが関心を寄せており、この夏での移籍が濃厚だ。
様々な移籍先が候補として報じられる中、元マンチェスター・シティMFがリバプールに加入する可能性が高いと、『The Athletic』ジェイコブ・タンズウェル記者が同選手の去就について興味深いコメントを残した。
「サウサンプトンは高額な移籍金を望んでいる。ロメオ・ラビア獲得には、4500万ポンド(約63億円)から5000万ポンド(約70億円)くらいを支払わなければならない。誰にそれができるかは、彼らが獲得すべき他のターゲット次第だ。」
「リバプールかチェルシー。リバプールはユルゲン・クロップがいること、そしてこれまでの経緯から、おそらく移籍先として可能性が高いと思う。」
Empire of the Kop
アレクシス・マック・アリスターは攻守両面で効果的なプレーができるバランサータイプ。ドミニク・ショボスライはより高い位置でのチャンスメイクが得意なタイプ。残るはファビーニョの負担を軽減できる守備的なミッドフィルダー確保が優先される。
より運動量が豊富で、ピッチ全体をカバーできるフランスU-21代表MFケフレン・テュラムが望ましい人材のようにも思えるが、ラビアは来季アンフィールドでピッチに立つことはあるのだろうか…?