アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ショボスライと、着実にミッドフィルダー陣の強化を進めるリバプール。さらに、ケフレン・テュラムのような力強さと高さを兼ね備えた中盤の選手にも視線を向けている。
一方で、最終ラインの世代交代も進めたく、左利きで左側のセンターバックを務められる若手ディフェンダーを探している。ヴォルフスブルクDFミッキー・ファン・デ・フェンを筆頭に、複数の選手が噂にあがっているが、昨季ブライトンにレンタル移籍していたチェルシーDFレヴィ・コルウィルにも強い関心を示している。
ただし、マウリシオ・ポチェッティーノ新監督含めクラブ側は20歳センターバックの能力を高く評価しており、2025年まで契約を結ぶ選手を手放すつもりはない。2025年以降もチームに残留させるために、チェルシーは同選手に対して契約延長オファーを提示したと、英『Evening Standard』が報じた。
タスクがマルチになりつつある現代的なセンターバックに求められる要素を高いレベルで兼ね備える。プレスをかけられても足元の確かな技術とパス能力で回避しながらも、前線に良いロングフィードも提供できる。
昨季はブライトンでプレミアリーグ17試合に出場し、しっかりと経験を積んだ。非凡なポテンシャルは誰もが認めるところで、イングランドU-21代表でも6試合に出場しており、未来のイングランド代表の最終ラインを担う逸材だ。
チェルシーが今夏での売却を認めるわけもなく、リバプール同様に、関心を示すマンチェスター・シティ移籍はあり得ない。万が一、新契約締結に向けた交渉が難航、もしくは選手側が拒否を表明した場合には、争奪戦が展開される。
はたして、コルウィルは幼少期から所属するチェルシーと契約を結ぶのだろうか…?