アレクシス・マック・アリスターに続き、リバプールは若く才能豊かなミッドフィルダー獲得に成功した。選手の名前はドミニク・ショボスライ。昨シーズンはRBライプツィヒで46試合10ゴール13アシストと見事な成績を残した。
契約解除条項を発動したリバプールは、7000万ユーロ(約91億円)を投じることでハンガリー代表MFをチームに加えたわけだが、同選手は過去にはスティーブン・ジェラードも着けていた背番号 “8” を選択した。
クラブとの初めてのインタビューでその理由を問われたハンガリー代表のキャプテンは、偉大な番号だけど、明確な理由はないと赤裸々に語りつつも、スティーブン・ジェラードの存在は要素のひとつであることを認めた。
「特別な理由はないけど、もちろん偉大な背番号だし、多くの名選手がこの番号を背負っていた。それに、スティーブン・ジェラードが発した言葉のタトゥーがあるんだ。いつかは忘れたけど、昔にね。それも理由のひとつだよ。」
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昨シーズンまではギニア代表MFナビ・ケイタが着用していた背番号だが、ヴェルダー・ブレーメンに移籍した小柄なミッドフィルダーは度重なる怪我も影響し、アンフィールドで結果を残すことができなかった。
ジェラード時代の背番号の輝きを取り戻すことが期待される元RBザルツブルクMFだが、子供の頃からジェラードやリバプールを追ってきたことはないと告白。ただし、元イングランド代表MFをビッグプレーヤーのひとりとして、チャンピオンズリーグなどの試合は観ていたと口にしている。
「正直に言えば、子供の頃はそれほどサッカーは見ていなかったんだけど、チャンピオンズリーグや重要な試合で、もちろんリバプールやビッグチーム、そしてビッグプレーヤーを見ていた。彼もその1人だよ。」
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ポール・スチュアートやスタン・コリモア、オイビンド・レオナルドセン、エミール・ヘスキー、スティーブン・ジェラード、ナビ・ケイタと受け継いできた背番号を、さらなる偉大なものに変える活躍を見せられるのか…22歳のミッドフィルダーの覚醒に注目だ!