ミッドフィルダー陣の刷新を最優先に、移籍市場で精力的に動き回るリバプール。アレクシス・マック・アリスターをチームに迎え入れて以来、2人目の補強が続いていないが、ヨーロッパで活躍する中盤の若手選手との交渉は水面下で行われている。
一方で、左利きのセンターバックも狙っているリバプールは、トッテナムも狙うオランダU-21代表DFミッキー・ファン・デ・フェンにアプローチ中。今年1月までヴォルフスブルクで補強部門のトップを務めていたヨルク・シュマトケ新SD(スポーティング・ディレクター)のツテも活用し、獲得を狙っている。
スペイン紙『AS』エドゥアルド・バーゴス記者によれば、ファン・デ・フェンに加えて、スポルティングDFゴンサロ・イナシオにも再接近しているようで、他にも関心を寄せるプレミアリーグの3クラブとともに獲得を目指している。
「ゴンサロ・イナシオのポルトガルでの未来は終わろうとしているようだ。”AS” が伝えたところによると、プレミアリーグの3チームがこの若いDFの獲得に乗り出すという。」
「リバプールは前回の移籍市場で左サイドの選手に興味を示したが、ユルゲン・クロップのチームはこの夏にも彼の獲得にふたたび近づこうとするだろう。」
ただし、最優先はあくまでミッドフィルダーであり、時間と予算に余裕があれば獲得に乗り出すと言われており、いますぐの移籍はなさそうだ。
スポルティングでは通算122試合に出場し、2023年3月にはポルトガル代表デビューを飾り、まさに売り出し中のセンターバックは、この夏に母国を去り、イングランド上陸を果たすのだろうか…?